自分でUSB電源を取り付けてみよう
ツーリング中にスマートフォンの充電が切れそうになり、「バイクにUSB電源があれば便利なのに!!」と思ったことはないだろうか。
GN125HにUSB電源を取り付ければ、走行中にスマートフォンを充電できるようになる。ナビを使いながら走る場合にも便利な装備である。
しかし、いざ取り付けようとすると、
●GN125Hのどこから電源を取ればいいのか
●USB電源のプラスとマイナスをどこにつなぐのか
●タンクを外す必要があるのか
●配線をどこに通せばいいのか
●電装品を追加しても大丈夫なのか
など、初めて作業する人には分かりにくい部分も多い。
そこでこの記事では、実際にあか吉ザウルスのGN125HへKaedear(カエディア)のUSB電源を取り付けた作業をもとに、電源の取り出しから配線、USB本体の固定、動作確認までを写真付きで解説する。
今回は、すでにGN125Hへ取り付けていたリレーから電源を分岐させる方法で作業した。
だがそれでは初めて作業する人の参考にならないと思うので、GN125H のタンク下にある9極カプラーから電源を取る方法について解説する。
GN125HにUSB電源を自分で取り付けたい人が、作業前に全体の流れを把握できる記事を目指して解説していく。
では説明開始!

GN125H |USB電源取付に必要なもの
まずはUSB電源取付にあたり、必要なものをリストアップする。
当ブログではアフィリエイトリンクを使用している。
あか吉ザウルスにお小遣いを落としたくない方は、リンクを踏まずに購入してくれw
●電工ペンチ
エーモン(amon) 電工ペンチ 全長約255mm 端子のかしめ作業 配線コードの被覆剥き
https://amzn.to/4ykXkR2●コネクターセット 110型 オス/メス 汎用 2点セット (110型/9極)
https://amzn.to/46Gg8yi●USB電源(今回は、Kaedear|カエディアの製品を使用)
https://amzn.to/3UJFd8V
などなど
作業手順
⇩これが内容物だ。
自身でギボシ端子化などしなくても良いように複数のアタッチメントが付属している。
さすがは気が利くメーカーのカエディアさん!

あか吉ザウルスは車体に別途取付済のエーモンリレーから電源を取ったが、それでは初心者の方には少々難易度が上がる為、最も簡単であろうやり方であるタンク下の『隠しカプラー』から電源を取る方法を紹介する。
手順①バッテリーのマイナス端子を取り外す
配線をいじるので、まずは感電や事故防止のために
バッテリーのマイナス⊖端子
手順①タンクを取り外す
まずはタンデムバンドとシートを取り外す。
タンデムバンドは17mmのサスペンション固定ボルトを緩めると取り外すことができる。
シートボルトは12mmだ。
プチ情報
あか吉ザウルスはタンデムベルトの取り外しが面倒に感じるので、タンデムベルトは取り外しているw

そしたらシートを取り外すことができる。
シートは後方をスライドさせるように取り外そう。
次にタンクの取り外しだ。
タンクは2本の10mmのボルトで固定されている。

タンクを取り外す前に燃料ホースを外しておく。
必ず燃料コックをOFFしてからホースを取り外そう。
OFFにしないとタンク内のガソリンが漏れ出すぞ!!
ラジオペンチなどでつまんで、ホースクリップを取り外す。

↓燃料ホースを取り外した状態

いよいよタンクの取り外しだ。タンクの取り外しはシートの時と同様に後方にスライドさせて取り外す。

取り外したタンクは角材の上に置くなどして、燃料コックをうまく逃がしてあげる。
手順②配線
タンクを外すと出現する怪しげなカプラー。
こいつはもともとセキュリティー装置を取り付ける為のものらしい。
片方だけのカプラーなので、一見自分のGNくんに配線不良があると思ってしまうw
このカプラーは常時電源やキーオン時に通電するイグニッション電源もあり、意外と使える。

隠しカプラーの配線図は以下の通りだ。
9極カプラーだが実際使用してあるのは6本。
- 赤:プラス常時電源
- 橙:キーオン時プラス電源
- 黒白:マイナス
- 黒:左ウインカー
- 緑:右ウインカー
- 青:不明?

橙はイグニッション電源(キーオン時に通電する電源のこと)の為、USB電源やグリップヒーターにも使えるし、リレーをかませる時にも重宝する。
なので、こいつのオスのカプラーを取り付ける。

今回は
橙:キーオン時プラス電源
黒白:マイナス
の2本を使ってUSB電源を取り付ける。USB電源側の配線はシンプルでプラス⊕とマイナス⊖の2本だけだ。
2本の配線に110型のオス端子を圧着取付する。
そしたら車体側の橙と黒白の配線に合わさるように
USB電源のプラス⊕とマイナス⊖配線をオスカプラーにセットする。
あとはカプラーを結束させれば、配線は完了だ。
橙ーUSB電源⊕側
黒白ーUSB電源⊖側

手順③USB電源を取付

カエディアのUSB電源は、再使用可能な結束バンドが付属しており、USB電源本体に通せる仕組みになっていた。非常に親切なつくりだ。

↑このようにゴム部品が付属しており、ゴム部品を先にクランプしてから、結束バンドでUSB電源本体にある四角を合わせるように取付する。
簡単にクランプバーに取付できた。

USB電源本体と電源を取りだした2線とは別部品になっていた。
この端子形状はバッテリー充電器などでよく使われる形状だ。
これを接続すれば配線は完了だ。
簡単♪簡単♪

配線はタンク下を通すことでスマートにさせる。
配線は車体についてある再利用可能な結束バンドでハーネスと一緒に固定した。
GNの結束バンドはとても使いやすくて便利だ。
これ、どこかで売っていないかなw
手順④始動テスト
商品取付前と後には必ず始動テストをしたいところだ。
今回はイグニッション電源を使用したので、キーをひねった時に
エンジン始動しなくても始動は出来る。
念のためにキーオン時(エンジン始動なし)とエンジン始動時の両方で使用できるか始動テストしておいた。

取付は成功し、無事にスマホの充電が開始された!
最後に
今回はタンク下カプラーからイグニッション電源を取り出す方法について紹介した。
この方法は、既存の車体ハーネスから分岐加工する必要がなく、比較的簡単に施工できるやり方だ。
配線をいじるので、作業前は必ずバッテリーのマイナス⊖端子を外してから作業するようにしたい。
110型端子の圧着方法についてはまた別途更新して解説を加筆したいと考えている。
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