GN125Hのエアクリーナーエレメント、最後にメンテナンスしたのはいつだろうか?
オイル交換やプラグ交換と比べると、エアクリーナーエレメントのメンテナンスはついつい後回しにしてしまいがちである。
私自身もその一人で、GNくんのエアクリーナーエレメントはそれほど頻繁には整備していないw
しかし、エアクリーナーはエンジンに取り込む空気からホコリやゴミを取り除く重要な部品である。
汚れたまま放置すれば、エンジンへの吸気にも影響する。
GN125Hのエアエレメントはスポンジタイプで、洗浄して繰り返し使用できる湿式タイプである。
この記事では、私が実際にGN125Hのエアクリーナーを取り外し、洗浄・オイル塗布・取り付けまで行った手順を紹介する。
「エアクリーナーってどうやって整備するんだ?」
という人にも分かるよう、写真を交えながら順番に解説していく。
では説明開始!
GN125H|エアクリーナーのメンテナンス頻度
エアクリーナーのメンテナンス頻度はGN125Eのサービスマニュアルによれば、
サービスマニュアルでは6000km毎に点検・清掃を推奨されている。
あか吉ザウルスの場合、そこまで定期的にメンテナンスしておらずせいぜい1万km毎にメンテナンスしている。
まあそんなズボラなあか吉ザウルスのGNくんでも10年以上元気に走る続けてくれているのだから、GNくんの機嫌を損ねないうちに皆さんも点検・清掃してみてはいかだろうか。
GN125H|エアクリーナー整備に必要なもの
灯油を使用する方法もあるが、今回は手軽に入手できる食器用洗剤を使用した。
作業手順
①車体左側サイドカバー取り外し

エアクリーナーボックスは車体左側のサイドカバーに格納してある。
サイドカバーは3個のダボ爪で固定されているだけなので、手袋を着用し、サイドカバーを車体手前側へゆっくり引っ張って取り外す。

↑画像は緑がダボ穴 黄色:ダボ爪
②エアクリーナーの取り外し

エアクリーナーは外側のビス3本(黄丸)で固定されているだけ。

+2番のドライバーを使って取り外す。
内側のビスではないので注意しよう。

手前側に引くとエアクリーナー部分が取り外しできる。

あとはエアエレメントをスポッと上に引き抜くだけで取り外しできる。
GN125Hはブローバイガスをエアクリーナーに循環させることになっている。
そのためエアエレメントにオイルや汚れがべちゃべちゃついている。

そのため、エアエレメントにはホコリだけでなく、ブローバイガスに含まれるオイルミストなどが付着していることがある。
実際にエアエレメントを取り外してみると、スポンジや周辺部品にオイルっぽい汚れが付着していることが分かる。「このエアエレメント、なんでこんなに油っぽいんだ?」と思うかもしれないが、GN125Hではこのような汚れが付着することがある。
③エアエレメントの洗浄
エアエレメントを灯油や洗剤で軽く洗う。
あか吉ザウルスの場合はママレモンを使って、軽くすすぎ洗いしている。

※捻じって絞らないようにしよう。優しく握って絞ろう。
エアエレメントにはオイルや洗浄に使った灯油(洗浄に灯油を使った場合)が付着しているからだ。
強制乾燥は引火性の可能性もあるので、絶対に避けたい。
過去にあか吉ザウルスはドライヤーで強制乾燥させて、
エアエレメントを焦がした経験がある( ゚Д゚)
④エアエレメントに少量のオイル塗布
エアエレメントに少量のオイルを塗布する。
オイルを塗布する理由は、空気中のホコリやゴミを吸着しやすくするためだ。
GN125Eのサービスマニュアルによれば13±2gのオイルを塗布すると記載されている。
使用するオイルはエンジンオイルでOKだ。

ビニール袋内でのみ込むようにすればうまく出来るし、手も汚れない。
⑤エアクリーナーを取り付けと組立
オイルを塗布したら、エアクリーナーを取付する。
エアクリーナー部品はUPと記載してある方が上向きなので取り付け方には注意しよう。

組み立てが完了したらエンジンを始動し、異常がないことを確認して作業完了である。
エアエレメントのスポンジがボロボロに崩壊!?
エアクリーナーには乾式タイプと湿式タイプがある。
乾式タイプは水洗いなどは出来ないが、エアダスターや掃除機で掃除することが出来る。
ただ一般的には汚れたら交換が基本だ。
一方で湿式タイプは、洗剤や灯油などで洗浄し繰り返し使用できることが特徴だ。
ただ湿式タイプには厄介なトラブルがある。
それは何かというとエアエレメント(スポンジ)の加水分解によりボロボロになることだ。
レストア好きなら、加水分解されてボロボロになったエアエレメントを一度は見たことがあるのではないだろうか。
あのボロボロになる反応は加水分解というらしい。
個人的経験から言えば、交換から5年以上経つと加水分解でボロボロになりやすくなる。
加水分解を考えれば、いくら湿式のエアクリーナーといえ定期的に交換することが望ましい。
整備録にもいつエアクリーナーを新品に交換したのか記載しておく方が良いだろう。
エアエレメントは清掃より交換が手っ取り早い!?
先ほど、湿式タイプ特有のエアエレメントのスポンジ部分の加水分解について述べた。
スポンジ部分がボロボロになると、ボロボロになったスポンジがキャブやエンジン側へ行きかねない。
そのため、いくら繰り返し使用できる湿式タイプのエアエレメントでも定期的に交換することが必要だ。
エアエレメントの洗浄作業されて感じた方もおられるかもしれないが、洗って乾かしてと意外と手間がかかる作業だ。
湿式タイプのエアエレメントは新品で購入しても1000円前後で販売されていることが多い為、
タイムパフォーマンスを考えて交換するのも一つの手段だと思う。
交換した時は整備録に交換日を記録しておくのが良いだろう。
なぜならボロボロに加水分解される前に再度新品に交換したいからだ。
まとめ
GN125Hのエアクリーナーは、取り外して洗浄し、オイルを塗布することで繰り返し使用できる湿式タイプである。
サービスマニュアルでは6000km毎の点検・清掃が指定されている。
エアクリーナーはオイル交換やプラグ交換と比べると忘れがちなメンテナンスであるが、エンジンに取り込む空気をきれいにする重要な部品である。
また、スポンジは長期間使用すると劣化してボロボロになることもあるため、清掃時には汚れだけでなくスポンジそのものの状態も確認しておきたい。
私自身もエアクリーナーのメンテナンスはついつい後回しにしてしまうが、GNくんに長く元気に走ってもらうためにも、定期的に状態を確認していきたいと思う。


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